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乾いたらクサイ!わきがの汗を止める対策

こんにちは。moeです。

 

シャツに湿ったわきがの汗が乾くと、ものすごいニオイを発しますよね。ワタシのは腐ったタマネギ。

 

めっちゃ臭いのに、慣れるとなかなか刺激的で病みつきになりそうですが、関係ない周囲の人はたまったもんじゃありません。

 

汗が乾いて臭いなら、汗を止めてしまえばいいじゃない!というわけで、今回は汗を止める方法の紹介です。

 

 

もくじ

 

市販のデオドラントではワキガ汗は止められない

 

デオドラント、制汗剤っていうと、8×4、ag、ban、デオナチュレ、リフレア、レセナ…ドラッグストアにあるこれらの商品が思い浮かびますよね。

 

でも、これらの商品のほぼ全部、ワキガの汗を止めることはできません。

 

ワキガの汗と普通の汗は、出てくる場所も原因も異なるからです。

 

ワキガの汗と普通の汗は出てくる「場所」が違う

 

ニオイのない普通の汗はエクリン汗腺から出ます。一方ワキガの汗はアポクリン汗腺から出ます。

 

エクリン汗腺は毛穴とは別の穴から出てきますが、アポクリン汗腺は毛穴から出てきます。

 

出てくる場所が違うということは、汗をかく原因も違うということ。

 

ワキガの汗と普通の汗は出てくる「原因」が違う

 

通常の汗は「体温調節」という大事な役割があります。体内の暑くなると汗が外に熱を放出することで、体温を一定に保っているんです。

 

一方ワキガの汗は「冷や汗」という言葉があるように、精神的にストレスを受けたり、緊張をしたときに出てきます。

 

同じ汗なのに、出てくる場所も原因も違うんですから、対策が違ってていて当然なんです。

 

ワキガ体質は全体の1〜2割。8割の大多数のためにデオドラントは作られている

 

ワキガ臭で悩まされている人は全体の1〜2割程度しかなく、少数派のようですよ。 ワタシは1〜2割に含まれてしまったのか…と親を恨むこともしばしば。

 

ドラッグストアで売ってるデオドラントは、残りの8割の人を対象としていて、暑かったり、運動後の汗レベルを対象とした商品なんですね。

 

その理由は、デオドラントの成分を見れば明らかです。

 

私たちがデオドラントに求めることって、制汗と抑臭ですよね。 

 

制汗作用が広く認められている成分には「塩化アルミニウム」と「ミョウバン」があります。

 

ミョウバン

 

ミョウバン食品添加物として使われてきました。アク抜きやベーキングパウダーなどが有名です。

 

ミョウバンは自然界に多く存在していて、天然温泉にも含まれています。温泉に良くみられる湯の花はミョウバンが固まったものなんだそうですよ。

 

そんなミョウバンですが、制汗作用、消臭作用、殺菌作用もあって、昔からヨーロッパではデオドラントとして使われてきたそうです。

 

そういえば、白人って脇汗びっしょりの人を良く見る気がするなー。

 

で、このミョウバンを使ったデオドラントで有名なものがデオナチュレです。

 

デオナチュレさらさらクリーム 45G

 

デオナチュレって@cosmeのクチコミやamazonのレビューでは評価がとても高いので使ってる人も多いのでは?

 

ワタシももちろん使っていました。確かに汗臭さはしなくなるし、脇汗もある程度改善されて、他のデオドラントよりは優れていると思います。

 

でもワキガ体質の人はわかると思いますが、ワキガ汗にはちょっと厳しいですよね。緊張したり冷や汗かいたりして、いったん汗が滲んだら最後。クサイ汗が止まりません。

 

塩化アルミニウム

 

塩化アルミニウムは多汗症の人が病院で処方される、制汗作用のある成分。ワキガ汗にも効果的で、脇汗が本当に止まります。

 

塩化アルミニウムで汗が止まる理由は、汗と反応して汗腺にフタをしてしまうからです。フタをするといっても、皮膚表面を溶かしているわけなので、安全とは言い難いです。

 

溶かす…ってちょっと怖いですよね。カラダに悪影響がないのか気になるところ。

 

ワタシは現在進行形で使っていますが、使い方を間違えなければ大丈夫。間違えると塗った箇所がめっちゃ痒くなります。掻きむしってしまうほど。

 

持続力も一般のデオドラントよりも長く効きます。効き目があらわれてから2〜3日は汗かかなくなりますよ。完全ではないですが。

 

塩化アルミニウムを使ったデオドラントは結構あります。Ban、8×4、レセナ、リフレアなど。

 

メジャーな制汗剤は塩化アルミニウムを使っているケースが多いです。

 

でも効かない…よね?

 

そう、効かないんです。

それは塩化アルミニウムの濃度に問題があるからなんです。

 

 病院制汗剤
塩化アルミニウム濃度 20% 1%

 

病院で処方される塩化アルミニウムの濃度は20%程度。メジャーな制汗剤に使われている塩化アルミニウムの濃度は1%程度。

 

これじゃあ効くわけがないですよね。

 

こんなにも濃度が低い理由は、さっきも書いたとおり、めっちゃ痒くなるから。

 

ワキガ体質じゃない普通の人は1%程度で十分なんです。わざわざ使用方法に難のある濃度にする必要がないんですよ。

 

だから、市販のデオドラントはワキガ体質向けに作られてないってことがわかるでしょ?

 

しかも、市販のデオドラントに使える塩化アルミニウムは13%までって決まりがあります。皮膚科レベルの濃度は簡単には手に入りません。

 

そこでワタシは市販品の中では最高レベルの濃度のオドレミンを使っています。

 

日邦薬品 オドレミン

 

ドレミンの塩化アルミニウム濃度は13%。皮膚科処方のモノより薄いから使いやすいですが、これも気をつけないと痒くなります。

 

それでもメジャーな制汗剤とは比較にならないほど脇汗が止まりますよ。

 

ワタシのオドレミン+αのワキガ向け脇汗対策は、こちらのページに詳しく書いたので、気になる方は参考にどうぞ。

 

 

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